01 / ABOUT THE PLACE
この一軒について。
時の鐘通りから一本入った落ち着いた通り沿いに店を構える「鮨ひぐち」は、白木の直線が美しいカウンターを中心とした、すっきりとした佇まいが印象的な鮨処です。席数8席ほどのコンパクトな空間ながら天井が高く、ほどよい緊張感と店主の穏やかなもてなしが同居し、初めて訪れてもゆったりと食事に向き合えます。
お昼のひとときに立ち寄るなら、仕込みの良さがそのまま伝わる丼物が魅力的な選択肢になります。限定の「バラ ちらし」は、角切りにしたマグロやカツオのたたき、白身魚、海老に、きゅうりや卵焼き、トビコが色鮮やかに散りばめられ、食感の重なりが心地よい一杯です。赤酢を合わせたご飯にはほどよく下味がついており、醤油をかけずにそのままでも素材の旨みが引き立ちます。日によっては炙りサンマやエンガワなどがたっぷりのる「海鮮丼」や、握りを中心としたセットも用意され、汁物や小鉢とともに手際よく供されます。
技が冴える酒肴と握りのコース
時間をとってしっかり味わいたい夜や週末には、酒肴と握りを織り交ぜたコースが真価を発揮します。蟹の三杯酢ジュレや藁焼き、素材を活かした温菜など、細やかな趣向を凝らした前菜から始まり、ブレンドした赤酢のシャリにぴたりと合わせた握りへと流れていきます。お酒の品揃えも充実しており、廣戸川やクラシック仙禽、伯楽星といった各地の日本酒をはじめ、焼酎やハイボール、季節のふぐひれ酒など、料理に合わせて選ぶ楽しさがあります。
土曜日や祝日には昼限定のコースも用意されており、平日の軽快な丼ランチから特別な日の会食まで、目的に応じて使い分けられるのも頼もしいところです。カウンターのみの店構えゆえ、夜やコース利用の際は事前の予約を入れて訪れるのがおすすめです。







